オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。 あなたの描いたイラスト & 写真などから立体化しています。
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エモデザの日記

造形師カツノの「のんびり」な日記です。製作日誌やホームページの更新情報など、いろいろ書こうと思います。
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デジタル原型の出力サービスを利用してみた。Part.2

フィギュアの出力サービスを利用したので、感想を書きます。

出力サイズは、個人的にわかりやすいので、センチで表示します。
このページの内容は、エモデザが独断の偏見でまとめたものなので、参考ぐらいにしてください。
あと、各項目の印象を5つ星マークであらわします。(あくまでも、個人的見解です。)


デジモデ

対応データ形式:星3つ
対応しているデータは、OBJとSTLデータです。

今回の仕様素材:
「ナノキュアRC31」

素材;星2つ
ナノセラミック配合樹脂だそうです。
かなり粘り気のある素材です。素材がやわらかい分、配達時についたとみられるキズ(表面に「スーッ」と線みたいなもの)がいくつか付いていましたので、それを直すのが少し面倒かなと思いました。
個人的に、あまり得意ではない粘り気のある素材なので、星2つです。スミマセン。こういった素材が好きな方もいると思うので、これはこれでいいと思います。
サポート材は付きます。

出力サイズ:星3つ
最大サイズは、
横(W) 24.0cm × 奥行き(D) 14.0cm × 高さ(H) 12.0cm
個人的には、サイズが小さいかな...。パーツ分割などしっかりやれば、問題無いかもしれませんね。
こちらも、30センチぐらいのフィギュアの場合は、分割をしないと、出力できませんね。残念。

積層ピッチ:星4つ
50μmと記載がありますので、これは、0.05mmのことなので、かなり薄いのでイイと思います。
粘性が高い素材ですので、公式サイトにも書いてあるとおり、ぱっと見では、積層ピッチは確認できないでしょう。
ただ、いっても光造型機ですので、うすいですが、積層はわかります。(あくまでも個人的意見です。サフを吹くと一発でわかると思います。)
結局、これらの線も気になるので、軽くペーパーがけは必要かな...。

出力費用:星3つ
素材とマシンが高額?のため、出力費用も少し高めになっています。ただ、データで肉抜きをするとかなりのパーセンテージで安くなりますので、このアイデアはいいかと思います。
ただ、たとえば、3辺の合計の長さが201~250mmの場合、201mmでも250mmでも価格は同じになるので、この部分を海外の出力メーカーの様にデータの体積・使用する樹脂の体積で価格が変動するようにしてもらえると、ありがたいですね。(STLデータから、フィギュアの体積を判断して、それに対しての価格を教えてくれるようになるとウレシイ。)
ただ、これをネット上で自動計算するには、それなりのソフトを入れないといけないと思うので、まぁ、すぐには難しいのかな。この辺は詳しくわからないので...詳しい方に。以外に簡単だったりして。

対応:星5つ
サイズの大きいデータを送ったのですが、出力結果が最適になるようにデータの適切なデータサイズ(ポリゴン数)に関してアドバイスをいただきまして、個別に対応していただきました。その節はありがとうございました。
大したデータ(高額データ)では無いのに、わざわざ連絡をいただいて、親切な対応をしていただいたので、安心して出力を任せることが出来ると思います。
わからないことがあれば、一度質問などされるといいかもしれませんね。

まとめ:星3つ
いわゆる一般的な光造形のような素材ではないので、サクサクとは削れないのですが、積層あともあんまり見えず、一般的にはイイと思います。
データによると思いますが、積層が全く見えないわけではないと思います。
ただ、個人的には、粘り気のある素材は、使いづらかったので、場合によっては、使用するというかんじでしょうか。
また、サポート材(出力の際に本体を支えている部分ね。)に関してですが、今回、出力をお願いした各パーツの配置・向きを自分でしたのも原因だと思いますが、サポート材がガッツリあり、サポート材と本体の素材が同じため、気をつけないと、サポート材との接続部分も少し欠けたり切ったりしてしまう場合がありますので、ご自身で配置を行う場合は、ご注意ください。それと、サポート材を削った跡が大きい場合は、本体に非常に大きな跡となり、直すのが大変です。
(2011年6月・出力の感想)