オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。 あなたの描いたイラスト & 写真などから立体化しています。
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透明度いろいろ。

不透明・半透明・透明の3パターンが製作できれば、イラストや写真の表現をそのまま立体で再現できると思い、挑戦してみました。

今回、再現したいのは、次の3種類です。

  • 不透明(opaque:オペーク)
  • 半透明(translucent:トランスルーセント)
  • 透明(clear:クリア)

現在は、半透明を再現できる塗料や塗料に混ぜるパウダーも出てきたので、塗装だけで表現することが可能になりました。
ですが、素材自体の透明度が変わると、少しの光が通った時の印象も大きく変わりますし、作る側から言うと、塗装のやり直し時にベースの透明度が変わらないのは、非常に助かります。
と言うことで、今回は、塗装ではなく、素材自体の色を変更する事で、表現出来る幅を広げるために、挑戦しました。

サイズ:約 7cm
2016/09 実験。

半透明パーツの作り方。

不透明と透明は、いわゆる普通の白レジンとクリアレジンで再現可能です。
半透明レジンも市販品として、たま~に販売されていますが、メジャーではないので、コンスタントに手に入る保証もなく、脱泡も非常に難しいので、エモデザでは普通のクリアレジンを使って再現する方法でまとめました。

半透明パーツの作り方は2パターンあると思います。

  1. クリアパーツを製作後、クリアホワイト(乳白色)系の塗装をベースに行い、その上から、クリアカラー系または、少しだけ透過するカラー(ほんのり光を遮断する感じ)を塗装する方法。
  2. カラークリアのパーツ製作と同じようにトナーなどを使って、半透明パーツを作る方法。
個人的には純粋なクリアパーツを作ってから、塗装で半透明カラー表現をする方がイメージ通りの濃淡やグラデーションが付けられるので、ベストかなぁと思っていたんですが、今回のテストで半透明パーツはトナーで作った方が完成時にはキレイかなと思いました。
ただ、半透明パーツを作る場合は、半透明の度合いを調整しないと乳白色感が薄すぎるとあんまり効果が出ないですし、濃すぎると、塗装で調整もできないので、そのあたりが難しそうですね...。^^;

レジンのサンプル

背景を白いシートや黒い背景で撮影したんですが、どれも今ひとつ見えづらく、雰囲気が伝わらないので、新聞を背景にしています。
英字新聞があればカッコよかったんですがね。(^o^)

今回、製作したレジン素材です。
左から不透明、半透明、透明パーツです。

透明レジン3種類

各素材のアップです。

  • 不透明パーツ、今回は、いわゆる普通の白レジンです。
  • 半透明パーツは、カルピスっぽい感じかな。色味はいわゆる乳白色です。この乳白色ぐあいもトナーの量を調整することで、薄くも濃くも再現可能です。
  • クリアパーツは表面を磨いていないので、少し曇っていますが、ベースとしては十分なクリア感です。
今後は、この3種類をフィギュア製作で使い分けて、イメージ通りのフィギュアを製作できるようになりたいと思います。

不透明レジン 半透明レジン 透明レジン

試したかった事。

今回、半透明レジンのテストで試したかったことが2つあります。

まず1つ目は半透明スキンの作成です。

リアル系だと肌の表現、特に透明感のある肌が再現出来るかと思います。クリーチャー系であれば、説明が難しいんですが、ネットリ感というか生っぽい感じの表現に使えるかと思っていたので、すごく前から作りたかったんですが、ようやく作れました。(^o^)
テスト結果も満足です。これにクリア系の塗装をすれば、いい感じになると思います。楽しみです。調合のレシピは秘密です。(´ε` )

半透明スキンのレジン

2つ目は、半透明カラーのサンプルです。

キャラクターのイラストなどで、透明感のある長い髪の再現などに使えるかと思ったので、作りたかったサンプルです。
画像では分かりづらいですが、通常のカラークリアパーツと違い、ベースに乳白色感があるので、「物体がそこにあるが、光が透けている感じ」を表現するには向いているかなと感じました。
今回はトナーを使って、レモンイエローの半透明サンプルを作ってみました。
トナーを使って半透明のカラーパーツを作る場合は基本、薄めにトナー着色をして、塗装でカラーの強い(濃い)グラデーションを入れて、表情をつける。というのがベストかなと思います。

半透明カラーのレジン

以上、不透明・半透明・透明の3パターンのレジン素材の製作記事でした。