オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。 あなたの描いたイラスト & 写真などから立体化しています。
製作ノート

スパイダーマン コミック版

アメコミフィギュアの作り方。(2004/04)
インダストリアルクレイとFRPとエポパテを使ってます。
自分用/非売品/練習用。



アメコミ・フルスクラッチ第2弾です。
これはネットでかっこいいスパイダーマンの画像を見っけたので技術力アップの為に挑戦しています。
この作品の特徴は、筋肉表現、力の強弱です。
ベースもオリジナルでちょっと凝ったものにしようかな~なんて、思ったんですが、結局とってもシンプルになりました。

インダストリアルクレイで第1原型を作成し、ポリパテで第2原型を作成し、最終的にはFRPで作成し、強度を維持しようと思います。
今回は、スパイダーマンのコスチュームの網目(クモの巣)模様をどう表現するかがちょっとポイントになりますね。
スパイダーマンフィギュアのデザイン図スパイダーマンフィギュアの完成画像
左の画像:
製作時に参考にした画像を載っけていいか分からなかったので、手書きです。(笑)
雰囲気的にはこんな感じに仕上げたいと思ってます。
右の画像:
完成した原型の画像です。完成したスパイダーマンのフィギュア画像は「Gallery」にアップしましたので、もしお時間があればどうぞ。製作記事はこのページです。
スパイダーマンフィギュア製作ノート
クレイで作ったフィギュアのボディ
ここからは、原型製作の工程を書いています。
まず、第1原型ですが、インダストリアルクレイで作成しました。インダストリアルクレイは硬質油性粘土です。なので紙粘土のようにひび割れなどは起こしませんが、紙粘土よりは硬めな感じのものです。
第1原型はとにかくキレイに仕上げておきましょう。表面も滑らかにしておいた方が第2原型からの進み具合がぜんぜん違います。
ここで少しでも時間をかけて表面を滑らかにしておけば、後で泣きを見ることはなかったでしょう...(笑)。
詳しくは後ほど。

横の茶色いのがインダストリアルクレイで製作した第1原型です。
スパイダーマンフィギュア製作ノート
ポリパテでコピーしたフィギュア部品 次に、それを今回は、まずはポリパテに置き換えてみました。
「置き換える」というのは第1原型で製作した原型をシリコンや石膏などを使って複製の型を作って、粘土のようなやわらかい素材ではなく、ポリエステルパテなどの硬質の素材でコピーすることです。
そのほかにも、脚、腕を同様にクレイで作成後、ポリパテに置き換えました。でそれが右の画像のような感じです。
シリコン型などを使った複製に関する記事はこちら
話は戻って、今回はインダストリアルクレイを石膏で型を取ってポリパテを流し込んで置き換えに挑戦したんですが、うわぁ~うわぁ~...失敗...(涙)。
石膏にポリパテが...食いついてしまった...しょうがない、これは後でちょこっと修正すればいいや、と、思っていたのが運の尽き、 石膏にポリパテがくっついた部分やクレイ原型作成時にほとんど滑らかにしなかった部分などが...「くそ~」っといらいらした気分を通り越し苦笑いですわ。ハッハッ...。
なんでその状態をデジカメで撮る気分でもなく画像はありません。
それから、何日かかったでしょう、黙々と作業を続けてクレイで作成した状態ぐらいには戻りました。フッ~。
スパイダーマンフィギュア製作ノート
スパイディフィギュアの肩の部分の製作
どうもクレイ作成時に横着をしたせいか、肩の部分がぜんぜんなってない。
なので、腕とボディをくっつけて肩の部分を先に作ってしまうことにしました。肩や首って言うのは筋肉のつながりも複雑で、ちょっと違うだけで全体の印象が変わるような気がするんで、
今回は、盛っては削って、盛っては削って、...フッー。
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上の画像の肩の部分もまだおかしいんで修正しました。でも、その画像は取ってなかったんでスミマセン。(涙)
でも、雰囲気的にはこんな感じです。
それから、作っている時に何かピンとこないなぁと思ったんで、なにかなぁーと、ちょっと考え中。
で、出た答えは胸の筋肉がとっても不自然。
上のインダストリアルクレイのボディの画像を見てそう思った方もいたのでは。
ボディ部分は筋骨隆々ってな感じにしたかったのでポリパテで作成した本体に肉付けです。
エンピツでボディにカキカキ...。あっ、消しゴム消しゴム、カキカキ...。
スパイディフィギュアのボディチェック
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で、ちょっとピンボケ写真ですが、こんな感じになります。修正前と並べてみましょう。
びみょうに全体的に変わってるんですが、分かります?。
スパイダーマンのボディ比較 修正前 スパイダーマンのボディ比較 修正後
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顔の部分は映画スパイダーマンのTobey Maguireの画像を元にスパイダーマンのマスクの骨格を作成しました。が、今はその痕跡は全くありません(笑)。 私の場合はスカルピーは完全硬化まで焼かないのでポリパテで作成した骨格の上にスカルピーで形を整えて、まずレジンで複製し、それをきれいに最後まで仕上げます。
でもで~も、そのつもりでしたが、最近ちょっといい資料が見っかったので、もうちょっとかっこよくするつもりです。
スパイダーマンの顔 失敗
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スカルピーはあんまり得意じゃないんで、いったんレジンに置き換えました。
なんで、現在はこんな状態です。なんだこりゃ?。(笑)
スパイダーマンの顔 なんじゃこりゃ?
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上で作った頭部は仮組みしてみると、ぜんぜんボリュームが足りなかったので、新規に作り直しました。ガッカリ

上で作った物をベースに、上からインダストリアルクレイで形を大まかに整え、ポリパテに置き換えて、後は削りながら形を出しました。
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足首は、今回の作品は、爪先立ちしているような感じのポーズなのでそのような感じのソールをエポパテで作成します。 その上にさらにエポパテで形を作っていきました。
かかとを付ければハイヒールの作成にも応用できそう。(発見)
靴のポーズといえばこんな感じ(笑)。
スパイダーマンフィギュアの足ソール
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で、それにエポパテを盛って盛って盛っているのが、現在こんな感じです。なんか、汚っくてゴメンナサイ。
なにせ、あまったエポパテを盛っていっているので...(笑)。
スパイダーマンの、かかと製作中
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大体の形をくつった足首のパーツを作成していた下半身の足首部分に接続します。合体~。
で、その接続部分をエポパテでキレイキレイします。まだ、キタナイですが(笑)。
スパイダーマンの、かかとまだ製作中。
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ちなみに、この部分をくっつけるのにヒジョーに時間がかかってしまった。(泣)
10分硬化型のエポパテで一気にポーズもろともくっつけてやろうと思ったが、うっー、か・た・ま・ら・な・い。
なぜだー、一人で叫びながら考えた、そうか寒いからか。寒さならしょーがないとあきらめ、ポーズを決めたまま硬化を気長に待つ。腕が痛い。
待てども待てども硬化しない。ポーズをあきらめ、エポパテが固まりかけるまでほかの作業をする。そして、硬化し始めたところで再びポーズをつけ、硬化を待つ。
それから何分たったであろう。再び腕が痛くなるのを我慢してこの作業を完了したのである。

ここで、意地を張ると腕がピクピクして大変なことになるので、皆さんは気をつけましょう。
キレイキレイした足首は大体こんな感じです。
スパイダーマンの足、ほぼ完成
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手首に関しては今回はワイヤーで骨格を作成し、エポパテで若干肉付けを行い、さらにオーバー気味にエポパテをもって削りだしました。
まずは、ワイヤーにエポパテをもって感じをつかみます。
フィギュアの手の骨組み
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で、さらに形を整えながらエポパテで資料や自分の手の筋肉を見ながら作成していきました。
フィギュアの手の製作中 フィギュアの手の製作中 フィギュアの手の製作中
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手首はボディにくっつけた腕を断腸の思いで切断し、それと接続しました。
切断されたボディと手首のパーツ。
スパイディの腕を切断。 スパイディの腕を切断。
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ロケットパーンチ!!。(笑)
手首と腕を接続、現在は筋肉の流れを復元中。
スパイダーマンのロケットパンチ スパイダーマンのロケットパンチ
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めどがつきそうなので仮組みして見ました。
スパイダーマンフィギュアの仮組み1
仮組み写真、その1
今のところ、各パーツが重くって立たないので座らせてます。
スパイダーマンフィギュアの仮組み2
仮組み写真、その2
スパイダーマンフィギュアの仮組み3
仮組み写真、その3
別に駄々をこねてるわけじゃないですよ。(笑)
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いよいよ、完成か~。最大の難所、くもの巣ラインの作業に突入です。
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くもの巣ラインをエンピツで下書きした後にマジックでカキカキしてみました。
完成にだいぶ近づいたような気がします。
スパイダーマンのライン書き1 スパイダーマンのライン書き2 スパイダーマンのライン書き3
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このくもの巣ラインは浮き上がっているようにしたかったのでビニールのコードって言うんですかね、0.5ミリくらいの径のビニールのチューブをマジックで描いたくもの巣ラインの上に張っていきます。
コードの張り方としては、コードがマジックで書いた線からずれないように彫刻刀(三角刀?)で彫ってから瞬着で地道に貼っていきます。
これが本当にしんどい、なんたって、ただしんどいだけです。(ToT)
ラインをコードで製作中1 ラインをコードで製作中2
スパイダーマンフィギュア製作ノート
ラインをコードで製作中3ラインをコードで製作中4 ラインをコードで製作中5
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胸のスパイダーマーク(そんな呼び方か?)もエポパテで盛り上がった感じに作ってみました。
スパイダーマークの製作
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上の原型で型取りをおこないます。


型取り中で~す。 (-_-)zzz...

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FRPによる複製が出来上がりました。出来たてホヤホヤの複製の画像です。
細かいラインの部分で切れている部分などありますが、大体キレイに抜けているのでOKで~す。
全パーツ数は見てのとおり5です。(スパイダーマン:4パーツ、ベース:1パーツ)
FRPで抜いたスパイダーマンパーツ1 FRPで抜いたスパイダーマンパーツ2 FRPで抜いたスパイダーマンパーツ3
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いよいよ、組み立て開始で~す。
上の画像ではきれいに型から抜けているように見えるんですが、実際に見るとクモの巣ラインが途中で細かく切れている箇所がいっぱいあって、その修正がとっても大変です。
現在の進捗状況は以下の画像のとおりです。(笑)。
スパイダーマンフィギュアの組立 スパイダーマンフィギュアの組立 スパイダーマンフィギュアの組立
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では、引き続き、組み立てがんばりまーす。
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塗装前で展示していたときには、ベースと本体との接続などは何もしていませんでした。
展示した後で、本体とベースを真鍮線で接続し、地面から手が少し離れるぐらいのバランスで保てるようにしたのですが、ポーズ的に「腕」というか「上半身」がかなり前のめりになっていて、さらにベースが軽すぎてベースの後ろの部分が浮き上がってしまいました。

なので重いベースを作り直します。
まずは、横のやつです。
ベースに入れるオモリ。
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これは真鍮の角棒です。重さは約330グラム。ちょっと重いかな~と思ったんですが、浮き上がらないような安全な重さとして、ちょっと重めなベースにするために買いました。「思いたったが吉日」ってな感じで、いそいでハンズに行って買ってきました。(笑)

この角棒をFRPで製作中のベースに中に入れちゃいます。こんな感じ↓。(わかる~?)
製作中のベース内部
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そうすると、重いベースが出来上がるはず...。
さて、どうなるでしょう...。
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結果はOKでした。
目的どおりの重~いベースが出来上がりました。が、今度は高さが、ちと足りない?
手の甲が地面とすれすれの場所になっているのは当初のイメージどおりなんですが、実際にそうなってみると、迫力が、ちと足りない。
なので「前に作ったベースとくっつけて高さを出そ~」のコーナー。パチパチパチ...。(←拍手)
ほぼ完成したフィギュアベース
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決して、上の画像はゴミではないですよ。(笑)
まず、最初に作ったベースをひっくり返し、床と接するベースの下の部分をポリパテでキレイに平面にします。
次に今回作った重~いベースを瞬着でくっつけます。
そんでもって、ベースとベースの接続部分をわからないようにポリパテで形を整えれば完成。締めて、900グラムの重~いベースの出来上がり~。

(ちなみに、グレーのベースが最初に作ったもので、上にのっかているベージュっぽいのが今回作ったベースで、緑色の部分がポリパテです。)

完成したベースはこんな感じ↓。
完成したフィギュアベース
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やっと、ベースが出来て一安心です。
これで、塗装作業に入れます。よかった~。

塗装中...。


塗装が出来たので「Gallery」にアップしました。
クリックすると、完成したフィギュアの拡大画像が表示されます。
完成した、スパイダーマンフィギュアの画像はこちらです。


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