オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。 あなたの描いたイラスト & 写真などから立体化しています。
製作ノート

オリジナルモンスター「ガスドラゴン」フィギュアを製作しています。

ゴツゴツした感じに仕上げたいと思います。

今回もZbrush(デジタル)で作っていますが、オーナーさんのご希望で、モンスターフィギュアをスカルピーで作ったような感じで再現したいと思います。 目指すは海外ガレージキット風のボリュームです。
最終的には、1パーツで製作したかったんですが、レジンへの置き換え作業を考えると、かなり難しいので、できるだけ各パーツが海外パーツのようなブロック状の大きな感じになるよう分割しました。

サイズ: 約 8cm
キャラクター:©ファンタジーな落書き帳

モンスターフィギュアの作り方。
2015/12

Zbrushでは、まずイラストをセットして、その資料イラストを見ながら、まずは、ZSphereで大まかなボディラインを再現します。
後でかなり手を加える予定なので、ここで神経質になるほどキレイに作らなくても問題ないので、とりあえず形を出します。

資料イラスト ZSphere追加

にょきにょきっと作業を進めます。

ラフボディーZSphere 正面ZSphere

ある程度、形が出来上がったら、Adaptive skinを作って、これからの作業のベースとします。

ラフボディー ラフ正面

ポリゴンはこんな感じになっています。資料イラストと全然違いますが、お気になさらず。

ポリゴンボディ

この後のZbrushの作業としては、divideして、Subdivisionを上げながら(ポリゴンを細分化して細かくしながら)、ブラシを使って、ディテールを入れていきます。

まぁ、シンプル(^o^)

メインで使ったブラシは、「Slash」、「ClayBuildup」、「Move Topological」です。
基本的に使うブラシは両手どころか、片手であまりそうな数です。
もっといろんなブラシを使うと、作業がはかどると思うんですが、あんまり凝ったブラシは使いこなせないので...。

ちなみに、それぞれ、少しづつカスタムしていますが、初期状態のブラシでもできると思います。

スカルピーやファンドで製作する際は、ここで言うブラシをスパチュラのモールドの入れ方というような感じで受け取ってください。 Zbrushを使っていないと意味が分からない説明になってしまうので、各ブラシの処理内容は、以下のような感じです。
  • Slash
    鋭い溝、ラインを入れる感じです。
  • ClayBuildup
    文字通り、粘土を盛る感じです。
  • Move Topological
    細かいモールドはそのままで全体にすこし大きくしたり、小さくさせたりする作業です。
    この作業は、スパチュラで簡単に追加できる作業ではないですが...。(デジタル特有ですね)
ちょっと違うかもしれませんが、まぁ、こんな感じかな...。^^;

この作業を続けていと、だんだん形になっていきます。

製作開始 モンスター開始

頭部と胸部分を作ります。

頭部の製作開始 頭部斜め

腕部分のベースを作って。

腕の製作開始 腕の側面

エッジなどを効かせると、腕の形がほぼ出来上がり。

エッジをつける ベースを追加 しっぽも造形追加 現状の側面 斜め上から

後ろ足やしっぽも忘れず作業をしまして、全体的に、ディテールを加えると、完成です。 今回は、手作り感というか海外ガレージキットの様な粗さを少し出したかったので、全体的にそういったモールドを入れました。

スカルピーで勢いをつけて作業を進めた時にでるラインやモールドは個人的に、カッコいいので、それを目指してディテールを加えました。

実際にスカルピーを使う場合は、シンナーで半分以上溶けたくらいのスカルピーを筆にたっぷり付けて、表面にラインを付ける感じでなぞると、いい感じに再現できると思います。
ちなみに、以前に作った天狗フィギュアの表面にも薄~く施しています。
データ完成 データ側面 ガスドラゴンフィギュア ガスドラゴン側面 ガスドラゴン上から モンスターフィギュア斜め

フィギュアデータが完成しましたので、ここから分割作業を行います。
今回は、最終的にレジン素材に置き換えるので、完成したフィギュアデータを型を取りやすいようにパーツを分割しました。
ちなみに、パーツに開いている小さいたくさんの穴は内部に残ったサポート材を溶かし出す為の穴です。

データ完成

裏側にもたくさんの小さい穴を開けています。

データ完成

大きい穴を開けても問題ありませんが、今回は、型を作るので、埋めやすい様に小さい穴にしています。

データ完成 データ完成

出力パーツをレジンに置き換えて、組み立てたフィギュアを作品ギャラリーにアップしましたので、ご覧ください。