エモデザで製作したオリジナルのオーダーメイドヘッドは、オリジナルのアダプターで素体と接続を行います。
以下では、そのアダプターを使用したヘッドの接続方法を解説します。
以下では、ホットトイズ社製の素体への接続方法を説明しますが、他の素体へもそれぞれに対応する接続パーツを使用して同じように接続することが可能です。
素体にオリジナルのヘッドを接続する場合は、まず、素体に付いているヘッドを外しておきます。
ヘッドをはずすと、下の画像のような感じです。
そんでもって、ナナメから。(^O^)
次に、アダプターの説明です。
色が白いので、画像では、少し見づらいかと思うので色をつけて判別します。
どちらでもいいんですが、片方をグリーンに、もう片方をレッドにします。
もう少し形をわかりやすいようにCADのデータを載せておきます。
真ん中が、首のボールジョイントを挟むような形になっています。
コレを、素体の首のボールジョイント部分を挟むように接続します。
まず、片方のアダプターをはめます。
次に、もう片方のアダプターを合わせますが、接続面に小さい凹凸があるので、それを目安に合わせてください。
接着する場合は、首のボールジョイントに接着剤がつかないようにしてください。
接続すると、こんな感じになります。
最後にこのアダプターにオリジナルのヘッドを接続します。
接続の仕方は、ヘッドに上のアダプターを入れるための部分がありますので、その部分に入れます。
画像で示すと、下の画像の水色の部分です。(アダプター格納部分とします。)
オーダーメイドヘッドの製作をいただいた方は、お手持ちのヘッドを見ていただくと、すぐに分かると思います。
アダプターとヘッドを接着する場合は、ヘッド内のアダプター格納部分の内側の上方に接着剤を塗布して、接着したほうが、キレイにくっつくと思います。
飾ったり、すこし遊んだりしたりするぐらいであれば、接着しなくても基本的に問題ありませんので、各自ご判断お願いいたします。
首の長さを調節するために、ヘッドのアダプター格納部分は、少し余裕がありますので、お好きな首の長さで接着してください。
下の画像の矢印部分が余裕の部分です。
接着のポイントは、一度は必ず仮組みしてから、接着してください。
それから、瞬間接着剤は向いていないので、おすすめしません。素材が変質するかもしれませんので...。しないかもしれませんが...。
個人的にオススメな接着剤は、5分硬化タイプのエポキシ系2液接着剤です。
コレの場合は、硬化するまでに少し時間の余裕があるので、首の長さをすこしですが、変更できると思います。
首の長さの調整をしながら接着をする場合は、接着剤が固まるまで首の長さを調整した状態で少しガマンしてくださいね。
下の画像は、一番上までアダプターを入れた状態です。(画像のヘッドの場合)
ヘッドを接着すると、外せませんので、接着する場合は、個人の責任で行なってください。(^O^)
また、フィギュを固定ポーズで飾るだけであれば、ヘッドを接着しなくても、多分大丈夫だと思いますが、念のため、各自チェックしてから、使用してください。
あと、ヘッドは触りすぎると、色落ちなどしますので、あまり乱暴には扱わないでくださいね。
アダプターを一番上まで入れても、首が長いと感じた場合は、アダプターの上部(下の画像のオレンジ色の部分)を削ってください。
この場合は、首のボールジョイントを挟む部分は削らないように注意してください。
接着せずに、ヘッドを固定というか、外れにくくする方法としては、アダプターにマスキングテープ(画像の黄色い部分がテープです。)などを巻いてアダプターの外径を少し大きくしていただくと、ヘッド内のアダプターを入れる部分との隙間が小さくなって、ちょっとキツめになって外れにくくなりますので、接着は「いやーっ(`з´)」っていう方は一度試してみてください。 ただし、ヘッドを装着する際、力任せに入れないようご注意下さいね。