たしか氏デザインのキャラクターのフィギュアを製作しました。

創作キャラクター「Doldlo（ドルドロ）」フィギュアの製作です。

今回のポイントはやっぱり両手が炎になっている部分でしょうか？
赤と黒の炎部分ですが、一応グラデーションを入れたんですが、自分でもほとんどわからないので、誰にもわからないでしょうね...。
もう少しグラデにメリハリを効かせても良かったかなと思いますが、作っているときは作っているときでベストだと思っているので、これで完璧です。(^O^)

髪や炎の先をツンツンしたイメージということでデータの製作途中では少し甘目になっていた部分を、フィギュア完成時にはかなりツンツンした形になったのではないでしょうか。ただ、鋭くしすぎるとフィギュアとして危ないので、ほんの少しだけ丸めています。
両腕の炎の部分はボリュームがあるのですが、全体のサイズが全高約８センチというのもありますが、腕部分がかなり細くなっているので、原型の表面処理および塗装中に折れないかすごく慎重に作業を行いました。
デザインからもわかると思いますが、筋肉質なデザインではないので腰をクイってするポーズはなかなかむつかしかったです。

このキャラクターデザインをされた「たしか」さんは他にも数多くの創作キャラクターを生み出しておられます。
こういう才能が欲しいですね。まったくもって浮かんできません。(T_T)
たしかさんのサイトは以下のリンクからどうぞです。キャラクターなどにご興味があれば訪問してください。

サイズ：約 8cm
2012/11 完成
キャラクター：© 切腹都市/たしか

この「ドルドロ」フィギュアの製作ノートをご覧になりたい方は、こちらのページをどうぞ。

まずは、全身の画像をご覧ください。
こちらはご依頼時に最初の資料イラストです。
他にも資料はいただきましたが、全体的にすごく伝わってくる資料でした。ありがとうございました。(^O^)

今回は、製作サイズが全高約８センチですので、上のデザインだと全体的に細いフィギュアになると思いますので、下の画像のように少しデフォルメ系の方が前後左右にボリュームが出てフィギュアとしての存在感が出るかと思います。
製作するフィギュアが２０cmや３０cmだと上のデザインのスリムな感じでもフィギュアとして迫力は出ると思うので、どちらが良いとかではありませんが、製作するサイズによって若干アレンジ可能であればしていただいてもおもしろいかと思います。

と、いうことで、今回、実際に製作するのは少し頭身を小さくしたこちらのデザインのフィギュアを製作します。

まずは、データ出力が完了し表面処理後に仮組みをした時の画像です。サフ状態なので、モールドなどは塗装後よりもわかりやすいかと思います。
キャラクターの胴体の炎は洋服のデザインで立体ではないということでしたので、塗装で再現予定なので、モールドはありません。
あと、髪のくるくる模様もモールド無しをご希望でしたので、モールドはありません。

次は、完成したフィギュアの画像をご覧ください。フィギュアの周りをぐるっとどうぞ。
画像では、ちょっと赤がきつく写っていますね。本当はもうちと、落ち着いていると思いますが...。
ツヤは完全に消すより、少しだけ残したほうが良いかと思ったので、そんな感じに仕上げています。
全体のモールドも大きさの割にしっかりと入っていると思うのですが、完全な自己満足です。(*^_^*)

髪のくるくる模様はモールド無しの平面でご依頼でしたので、塗装の際にくるっと描きました。フリーハンドって難しい...。^^;

更に、ちょっとだけ向きが違う画像を...。
ボディ中央のライン部分（白と赤の境界部分）は線だけでなく、凹凸を造形を施しているのですが、画像ではわかりにくいですね。残念。(T_T)
腕の繋ぎ目部分（赤と黒をつないでいる白い部分）も...。

製作したフィギュアは全高約8センチですので、大きさ比較のために塗料を置いてみました。わかりますかね...。
塗料ビンの高さは約４cmなので、２つ分くらいの高さですね。

オマケで、画像を加工して漫画っぽくしてみました。
おしゃれな感じの画像が欲しかったのですが、いかんせん、センスが無いのでコレぐらいで限界です。(TOT)

今回はこんな感じです。ではでは～。