デザイン的には、スタンダートな感じですが、ボリュームがあるので、製作のポイントとしては、ボディのお肉感が出ればと思い、製作しました。
まずは、資料イラストです。
とにかく、ボリュームがあります。今まで製作した中で一番のボリュームではないでしょうか。ヮ(゚д゚)ォ!
下は、データ原型の画像です。
実際のデザインは透明ないわゆる普通のメガネをかけていますが、データ上、サングラスっぽくなってますが、お気になさらず。
製作する前は、ボディのボリュームがスゴいと思っていたのですが、ロングヘアーのボリュームも思った以上にすごかったです。
資料イラストとしては、このデザインがほぼ全てなのですが、髪の底の部分の感じと横方向への広がり方などを考えると、ボディの半分の体積ぐらいの髪になってしまいました...。
髪のデザインも、細かく、ラインを入れるより、塗装をして最終的に髪というより、塊っぽい感じでグラデーションを入れたほうがキレイかと思いましたので、そんな感じにしています。
メガネ部分のデータを外した状態の画像です。意外に目はクリクリっとして、かわいく出来ました。(^O^) (カラーはイメージです。)
セーター部分の柔らかい、ふかふかした感じを出したかったのですが、どうでしょうかねぇ。個人的には、かなり気に入っているんですが。(^_^;)。
全身の画像は、こんな感じになりました。
フィギュアの実際の色が全体的に淡い感じの、イイ意味でビミョーな色味(淡いパステルカラーのような感じです。)なので、写真で、同じ色味で全く写りません。申し訳ないです。(何度も撮影したんですが、コレが限界です。)
画像では、少し赤味が足りませんので、全体的に赤味を足して見てください。
更にピントがお腹ばっかりにあたって、顔がピンぼけしております...。(これだけお腹が出ていると、しょうがないですよね。(T_T))
髪のカラーは、画像では、色が少し飛んでいますが、淡いけど、しっかりとしたグラデーションになるように塗装をしました。髪の一番下の部分は色が濃く写っていますが、中段あたりも少し強いカラーを入れて、数回、波のあるグラデーションにしています。
顔部分のアップです。こちらも少し、画像が荒れてて見づらいかも知れません。スミマセン。
赤味と青みのバランスが微妙な、淡いカラーなので、持っているカメラの性能では、肌と髪の色を同じように写すのはむつかしいみたいですので、全体の印象は、この色味を基本に資料イラストの色味に少し近づけて見てください。
瞳部分はまつ毛の造型もしているんですが、この画像ではメガネに隠れて丁度、見えません...。
今回は、このメガネパーツがフィギュアのポイントの1つかと思います。製作したメガネの幅(フロント)は14mm、高さ(レンズ部分)3mmです。透明レジンでレンズ部分を製作しまして、テンプル(つる)部分は0.5mmの真鍮線で製作しました。
かなり小さいパーツなので、レンズ部分を何の素材で製作しようか考えたんですが、透明度と強度、組み立て・塗装作業を考えた結果、やっぱりレジンになりました。