今回のパーツ分割は、背中の羽やリボンをボディ部分と一体にしました。一体にすると、塗装は、しにくいですが、組み立て時の強度を考えた結果、このようなパーツ分割になりました。
特に、リボンの部分を別パーツにすると、組み立て時にボディ部分に差し込むパーツがかなり細いものしか製作できず、差し込む時に壊れそうだったので、この分割にさせていただきました。
ご依頼時にパーツ分割など、ご希望があれば、対応させていただきますが、難しい場合は、ご相談させていただきます。とりあえず、ご連絡ください。(^O^)。
今回、ご依頼時にいただきましたデザイン資料です。
このイラストを元にフィギュアを製作いたしました。製作に関しては製作ノートに少しだけですが、記事をアップしましたので、ご覧ください。
製作ノートに書いていますが、上の画像を元に製作したフィギュアデータを出力したのが、この下の画像のものです。
全体的に白くて見づらいかと思いますが、出力時に付着するサポート材や表面が細かく荒れているのでその影響でこんな感じになっています。
実際に塗装・組み立てする前には、表面処理を行う必要があります。
初めて出力などをされた方の場合は、この表面処理に一番手こずるのではないでしょうかね。個人的に、この作業はちょっと楽しいので、そんなに苦ではないですが、苦手な方はすごく時間がかかっちゃうかもしれませんね。コツとしてはダジャレでは無いですが、コツコツとひたすらペーパーがけをするということでしょう...。
表面処理を終え、軽くサフを吹いたパーツが下の画像です。
なんとなく、モールドも見えています。
ようやく、表面処理が終わりましたので、これから塗装を開始します。
そんでもって、更にこんな感じに塗装。
上の画像の状態で、ほぼ塗装が終了しましたので、最後にツヤの調整をして組み立てて完成となります。
では、完成したフィギュアをご覧ください。
以上で、フィギュアが完成しました。
出力から表面処理、塗装、組み立てと作業工程的には少ないですが、すべて大事な作業なので、もしこれらの作業を行なう方がおられましたら、根気よくがんばってください。