オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。
あなたの描いたイラストや写真などから立体化しています。

金石愛里沙さんオリジナルフィギュアのパーツモデリングから完成まで。

日常生活における可愛さを表現したフィギュアを目指しました。

今回のポーズは、スクールバッグを肩にかけて通学路を歩いているような、日常のなかにある自然なポーズで製作しました。
パキッとポーズを決めたフィギュアはかっこいいですが、日常を切り取った感じのポーズはかわいいですね。

日常を切り取ったポーズと書きましたが、キャラクターなので、実際よりは、少しオーバー気味に洋服や髪の動きを付けています。
扇風機の風のレベルを1つ上げる感じ(弱なら中、中なら強)ですかね。

サイズ: 約 18cm
キャラクター:©ぴよ
2018/12 完成

フィギュア製作。
2018/09

金石愛里沙さんのイラスト資料です。まずは、この正面イラストを元に製作を進めていきます。
その他にも、ポーズ資料・各部分の資料をたくさんいただきました。ありがとうございます。

金石愛里沙さん資料

いつもと手順は同じですが、全体・頭身のバランスなどを確認するため、まずは大きなパーツを作っていきます。
今回のキャラクターは、装飾品が少なくシンプルなデザインのため、個人的に髪型がいちばんポイントになってくる部分だと思っています。なので、そのあたりをメインに作業を進めていきます。

金石愛里沙さんフィギュア製作開始 製作開始側面

髪の広がりを考えながらラフを作っていきます。
髪はロングのストレートなので、後ろ髪の先端も前髪と同様にぱっつん状態にして、ストレートヘアーを表現してみました。

この時、製作しているデータのポリゴンなどは、無視して、形重視で造型を進めていきます。
何度も書いている気がしますが、まずはラフ造型を作って、形が決まれば、ポリゴンを貼り直して、詳細を造型していくのが完成への近道だと思います。(個人的意見です。汗)

一般的にフィギュア用データの髪を作る場合は、最後までポリゴンの流れなど関係なく作っていくことができますが、データ的にきれいでは無いので、表面に出るようなパーツはポリゴンの貼り直しをおすすめします。かなりのローポリゴン形状まで作っていると後々、非常に役に立つと思います。(^o^)
髪型ライン 髪型製作開始 フィギュア髪型

後ろ髪のサイドのボリュームを少し増やしてから、ポリゴンを貼り直すとこんな感じになります。いかがでしょうか。

イラスト資料からも髪のボリュームは多そうでしたので、後ろ髪部分を二列にして風にふわっとなびいている感じを表現したいと思います。
この画像では、きっちり左右対称になっているので、おかしな感じになっていますが、ここから、一つずつ流れなどを変えて髪型のベースを作っていきます。

それから、胸のボリュームもあるキャラクターなので、上の状態よりかなりボリュームアップしました。(^o^)

金石愛里沙さんフィギュア 髪型ベース完成 金石愛里沙さんフィギュア後部

一気に飛びますが、フィギュアの3Dデータが完成しました。(^o^)

スカート部分は、プリーツスカートというよりフレアスカートがイメージに近いということでしたので、根元のプリーツ部分を少し残しつつ、裾をフレアの様に柔らかい生地のように変更しました。

その他には、袖や襟・スカートのラインの造型、タイツのシワ、スクールバッグの製作、髪造型の仕上げとポーズ付け作業をしました。

このデータを元に、出力できるように分割作業を行います。

金石愛里沙さんフィギュアデータ 3Dフィギュア完成 フィギュアななめ 側面からのフィギュアデータ画像

パーツの出力後に、白レジンやクリアレジンであれやこれやと作業をしまして、フィギュアが完成しました。
作品ギャラリーに追加しましたので、よろしければご覧ください。

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