オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。
あなたの描いたイラストや写真などから立体化しています。

ジャック・O・ランタンのオリジナルフィギュアを製作しました。

シルバーとブラックの拳銃を構え、シルクハットを被ったクールなジャック・O・ランタンです。
決めポーズがカッコいいフィギュアです。

今回は、直立ポーズの資料イラストとポーズに関する資料画像をいただいて製作を行いました。
ポーズをとった時に、手首あたりが黒単色だと少し寂しい感じがするかと思ったので、袖口から赤いシャツが見えるように造形させていただきました。差し色的にチラッと赤色が見えるだけで、かっこ良くなったかなと思います。

サイズ: 約 18cm
キャラクター:©ジャック・O・ランタン
2019/11 完成
創作キャラクター


ジャック・O・ランタンフィギュアをアップでどうぞ。

今回、メインの塗装色は、赤・黒・黄色の三色ですが、シンプルな配色の場合でも、各色に少し丁寧さを入れるだけで完成した時に更にキレイに仕上がります。

まず、ブラックスーツの塗装は、黒単色で塗装だけでなく、ほんのりパールでコートして、スーツ感を出してみました。それから、ベルトとズボン、靴とズボンなど同じ様な黒いパーツが隣接する場合は、調色したブラッククリアー系の色味を切替部分などに入れるとモールドがわかりやすくなってキレイな印象になるかと思います。

赤いシャツは、「ピンク系の赤」と「メインの赤」と「朱色寄りの赤」の3色でグラデーションを入れて、見た目には単色に見えますが、しっかりと丁寧に塗装を行うことが大切かと思います。

黄色系の塗装は気をつけないといけない色味ですので、皆さんは、塗装する時にはぜひ、気をつけてくださいね。
グレーサフの上に白ベースを吹き、その上に黄色を塗装すると、白ベースがしっかり塗装されているとしても目の錯覚で黄色の向こうに緑色を感じてしまいます。なので、黄色系の色味を塗装するときは、白ベースの上にオレンジ系の顔料の塗料を吹いてください。その上に黄色を吹くとキレイに塗装できるかと思います。(個人的見解...。)

以上、三色について簡単な塗装Tipsでした。

オリジナルのジャックフィギュア ジャックフィギュアのポーズ フィギュアの足のアップ フィギュアの胴体のアップ オリジナルフィギュアの背面
ネクタイ

ネクタイは一枚目と二枚目の表面処理を行う必要があるので、一体成型ではなく、各パーツに分割して出力しました。 その後、表面処理を行ってから塗装を行いました。

フィギュア用ネクタイの造形

銃は全長2cm程度ですが、モールドをみっちり入れてみました。(^o^)
あんまり分かんないですね...。

フィギュアの銃の造形

靴の造形は、1パーツにモールドだけで靴の形を再現する方法はせず、エモデザでは基本的にアッパーやサイド、バックなどパーツ分けをして製作をしています。時間と手間はかかりますが、パーツ分けをしている方が、その後のシワ表現や調整などが行いやすいです。

フィギュアの靴の造形
完成3Dデータ。
ジャックフィギュア用3Dモデリングデータ完成 フィギュア用3Dデータ側面 3Dモデリングデータ背面 フィギュア用3Dデータ側面 製作した3Dモデリングデータ
あとがき

ちなみに、顔の目と鼻と口は凹モールドです。(^^)

創作キャラクターのジャックフィギュアです 創作キャラのフィギュアの背面

以上、ジャック・O・ランタンフィギュアでした。