お誕生日プレゼントなので、喜んでいただけるとウレシイんですが、なかなかカワイクできたんじゃないでしょうか。(自画自賛(^O^))
お誕生日や記念日など各イベントでのプレゼントの場合は、お見積もり時にそのイベント日・日付を必ずご連絡くださいね。
予定日に完成が間に合うかどうか検討させていただきますので、ヨロシクです。
製作フィギュアの固まったイメージがない場合でも、作品ギャラリーにあるフィギュアや世界中のウェブ上にあるその他のフィギュアのイメージがご希望のフィギュアに近い場合はご連絡ください。チェックしていろいろ調べます(^O^)。
ボディと顔のベースを製作します。
今回は、女性へのプレゼントと言うことで、似顔絵と写真から顔を製作し、ボディ部分は、アニメチックな感じで製作いたしました。
特に説明不要なので、ボディと顔のベースが既にできていますが、髪パーツの製作に関して少し書いておきます。
まず、ラフですが、髪の流れを書き込みます。下の画像の黒い線の部分です。
このラフの流れを頭部に書き込んだ後は、更に下の画像のようにフィギュアデータはポリゴンで製作しますので、そのラインを書き込みます。
できるだけシンプルな流れになるようにします。それだけです。(^O^)
下の画像のように、ポリゴンを貼っていきます。
髪・ジャケット・スカート・靴・ネクタイなどパーツを全てまず揃えます。
個人的なフィギュアデータの作り方なのですが、ポーズを付ける前にまず、すべてのパーツを揃えます。
装飾品・全パーツをフィギュアデータとして製作した後で、ポーズを付けていくのですが、実際のフィギュアデータにポーズをつけた後、全パーツに多少不具合が出たり、出力する際に不具合になりそうなポリゴンを含めたデータのねじれなど発生するので、それらの修正作業を行います。
この全パーツの修正作業というか、微調整の作業というのがかなり手こずりますが、この作業を完了した後にシワをつける作業に入ります。
上の画像のように素立ちのポーズでフィギュアデータを製作した後に、ご希望のポーズを付けて、シワを追加すると、次のようなフィギュアデータになります。
今回は、立ち姿でピースサインとしているポーズがご希望とのことでしたので、こんな感じにしてみました。
これで、フィギュアデータの完成...ではなく、ここからフィギュア原型として使用するためにフィギュアデータを分解し、プラモデルのように組み立てられるようにパーツ分割やダボなどを製作します。
パーツ分割をせずにフィギュア原型として出力することも、もちろん可能ですが、塗装と表面処理のことを考慮すると、分割せずには、難しいかと思います。コレは、出力の精度が上がったとしても塗装を行う場合は、必ず分割作業が必要になると思います。
今回は、前髪・後ろ髪・顔・ネクタイ・ボディ・右腕・左腕・スカート・足パーツの全9パーツです。
ベースの製作ですが、今回は、アクリルベースにメッセージを入れて欲しいとの事でしたので、アクリル屋さんに頼んでメッセージを入れていただきました。
ちなみに、メッセージデータの製作はエモデザで行いました。フォントや文字のデザインも行いましたので、もし土台ベースにメッセージを入れたい場合は、お見積もり時に言ってくださいね。
今回は、「Happy Birthday dear ○○○!」というメッセージなので、次のようなデザインにしてみました。
完成イメージの確認のため、土台ベースと合わせて確認しました。
これまでに製作したフィギュアデータで出力準備が完了しましたので、出力業者さんの方に依頼しました。
依頼してから、幾日が過ぎ、出力原型がエモデザに届きました。
画像を見ていただくと分かると思いますが、足の上に腕パーツが付いていたり、顔パーツが付いていたり、変な形?になっていますが、コレは、出力時の積層ピッチという、印刷時に出る水平方向の段差があるのですが、それを考慮してバラバラにしたパーツを組み合わせています。
この出力された原型を切り取り、組み立てていくと、下のようなフィギュアになります。
フィギュアの仮組みの画像をどうぞ。
全高は約20センチですが、ピースサインをしているポーズなので、全体的にボリュームのあるフィギュアになりました。
画像は、表面処理や塗装の下準備が完了した状態ですので、これからいよいよ塗装の作業に入ります。
塗装をしたフィギュアは、作品ギャラリーに載せましたので、どうぞ~。