ご兄弟という事で、顔もクリソツなのかと思いましたが、作っていくと、パーツパーツは似ている部分がありましたが、それぞれのパーツにちょっとづつ個性がたされて、全体的には、雰囲気というか、オーラというか、ぼわ~っと似てるというご兄弟の印象でした。ご兄弟でヘッドの製作なんて仲良しですね。
顔が似ていたら、作るの簡単かな~っと思ってたのに...(笑)。 邪心は捨てましょう...m(_ _)m。
まずは、短髪のお兄さんヘッドの3Dモデリングの開始です。
モヒカンみたくなっていますが、髪のベースです。
顔の造形は、特にコレと言って、難しいところは無いんですが、髪がやっぱり肝かと思います。
右の画像は、実際の写真をベースに髪の大体の形を設定しているところです。
こちらのフィギュア用ヘッドは、短髪ですこし、伸びた感じでツンツンとまではいかないけど、すこしボサッっとしている感じの髪型です。
ちゃんとした髪型の名前があるのかも知れませんが、ちとよく知らないので、そんな感じです。
髪型の製作では、短髪は難しいですね。長髪だと、髪の流れがあるので、それなりにイメージしやすいんですけど、短髪は、髪の流れはあるとは思うんですけど、よくわからない。
造形的に言うと、短髪だと、頭部から髪の厚さがリアルで再現すると、かなり薄くなるので、多少デフォルメやアレンジを入れながら、それっぽく造形をしないといけません。
また、短髪の髪先は、今回のように、ツンツンとかボサッとかいう印象の髪の場合、かなり細くなるのでデータ上では、特に問題ないんですが、実際に出力する場合には、こんな細かく&薄く出力はできないので、やはりある程度厚めにする必要があります。
ひとまず、短髪さんのフィギュア用ヘッドの完成目前まで出来ましたので、一旦ここで終了です。
今度は、長髪のお兄さんヘッドです。
まず、短髪さんヘッドと同じように顔の造形を行います。
顔ができたので、資料写真を元に髪型と目・まゆ・ヒゲなどを入れてイメージの確認です。
パースのかかり具合が違うので、顔写真とデータの顔が画面上でばっちし重なることは、ほとんどありませんが、各パーツを入れます。(勘です(^O^))
大まかな髪型を作りました。ただ、この髪データは捨てる用なので、造形のことを考えずにイメージ重視のラフで作ります。
今回は、製作用の顔写真をかなりたくさんいただきましたので、あまり考えすぎず製作ができました。
上記のラフ髪型を参考に実際のデータ用の髪を作ります。
長髪の難しいところは、髪のラインというか、溝というか、その度合が難しいです。
ここで大問題?発生です。
髪形の変更指示がありまして、途中から髪型が変更になりました、せっかく作った髪データが...(T_T)ボツ
気を取り直して、髪造形です。
「え゛っ~!!!」とは思ったんですが、しょうがないですね...。
なんかよくわからない画像になっていますが、髪の製作途中です。
くりくりパーマがかかっている髪型でしたので、かなり手こずっております。
上の画像から、髪の造形を全面に施しまして、長髪お兄さんヘッドが完成となります。
完成した長髪お兄さんヘッドのデジタル原型は作品ギャラリーに載せましたので、ご覧ください。
また、完成したこのヘッドの3Dデータに可動フィギュア本体に接続できるように首の可動パーツの追加作業を行う必要があります。
その加工などをして出力したパーツを製作ノートにアップしましたので、ご覧ください。
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