オリジナルイラストからフィギュアを製作するご依頼が一番多いですが、日本には、どれくらいイラストを描く方がいるのでしょうかねぇ?
世界的に一番、同人作家さんやイラストを趣味で描かれている方が多いのかぁと個人的に勝手に思っています(何の裏付けもありません...。)
エモデザにご依頼いただける方の特徴として、キャラクターの設定付けがしっかりしているというか、そんな所まで(ヮ(゚д゚)ォ!)っていう設定があったり、キャラクターを考えている時は多分、すごい楽しいんでしょうね。フィギュアを作っている時に細かい部分を見つけると笑顔(ニヤッっていう感じ)になります。
今回も髪・後頭部のラインや首輪のデザインなど、おもしろい特徴があって、楽しく製作出来ました。
いろんな作家さんのキャラクターを見たいので、イラストのイベントとか、1度くらいは行ってみたいと思いますが、なかなか素人には行く勇気がないので、今まで行ったことがありません。なんか、フィギュアのイベントよりも敷居が高そうです...。(^_^;)
髪型やパーツのデザインなども資料イラストにまとめていただきまして、ありがとうございました。
シンプルながらわかりやすい資料イラストでした。
まずは、資料イラストを元にベースとなるものを製作していきます。
細かい部分は置いといて、とりあえず、全体のイメージが分かる感じで製作します。
今回のデザインのポイントはずらしたコートの表現なので、基本的なコートを製作してから、実際にソフト内でずらす感じで製作していきます。
中の服の表現ですが、リアルな感じのシワ表現とはイメージが違うので、オミットではなく、かなりデフォルメでカートゥーン系な感じのシワを付けました。
シワをつけたシャツのポリゴンをキレイにしました。(下の画像)
かなり独特なシワの感じになりましたね。
上の状態から下の状態の間の作業の画像が無いですが(^_^;)、コートを羽織って、すべてにシワの加工や動きを加えました。
眼のラインや首輪にある複数の目のラインも彫ったりして、データがほぼ完成しました。
パーツを出力できるように分割し、一部は1パーツにまとめたりして出力作業に入ります。
ちと、余談ですが、最近(2013/8現在)、日本でも立体出力ができる所がかなり増えてきましたが(数年前から既にありますが)、出力費用は昔とあんまり変わりませんね。なぜなんでしょうねぇ...。
出力費用が海外並みになれば、もっと日本でも普及すると思うんですけどね。まぁ、出力機で使う材料を海外から輸入していたり、出力マシンも海外製ばかりなので、仕方ないと言えば...。
そんな事は置いといて(^O^)、出力した原型を仮組みしてみました。
なかなか、カッコいい立ち姿になりましたね。
組み立てと塗装が完了したフィギュアは作品ギャラリーにアップしましたので、ぜひどうぞ。