オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。
あなたの描いたイラストや写真などから立体化しています。

「ぬんぬ」さんフィギュアのボディラインが出来上がるまで。

今回のフィギュアのポイントは、ふわふわした毛並みの表現です。
時間はかかりましたが、満足できる毛並みの造形が出来たかなと思っています。

サイズ: 全高約 10cm
キャラクター:©ちょりぽん
2026/02 完成

フィギュア製作用の資料画像。

今回、製作させていただきました「ぬんぬ」の資料画像です。
こちらの画像1枚での製作開始となりました。
画像が小さくデザインが潰れているところはメールでのやり取りでデザインを確認して製作を進めさせていただきました。

フィギュア製作に使用した資料
ボディの変遷

フィギュアとしてのパーツ数は多くはないですが、メインボディの形を決めていく作業に一番時間がかかりました。

自分でもどれくらいの変更を加えていったのかは覚えていませんが、残っている画像でいうと大まかに下のような変遷を進んでいました。
この工程部分は作業時間が長く、下の記事は完成後に記憶を遡って書いていますので、ちょっとした勘違いなどあるかもしれませんが、大体のイメージでご覧ください。^^;

3Dモデリングの製作開始画像

1

Zbrushモデリング。首やボディのデザインの変更

2

背中のラインの変更。フィギュアモデリング

3

筋肉質なラインの製作。デフォルメ動物のモデリング

4

首の角度の変更中。3Dモデリング作業

5

顔のバランスの変更作業。ZBによるモデリング

6

脚のスリム化作業。オリキャラの3Dモデリング。

7

ぬんぬフィギュアの完成間近のモデリング画像。

8

  1. まずは気持ちのままに形を作っていきます。^_^
    リアル系の動物の場合は、実際の骨格をメインに製作を進めることができるので、ある程度の形にするまでは簡単です。
    動物系のフィギュアを製作したい方は、リアル系の方が最初は製作しやすいかなと思います。
    今回はデフォルメ動物でオリジナルのボディラインなので、時間が掛かりそうと覚悟しながら作業を始めました。
  2. 首の角度、ボディの大きさ、脚のデザイン、耳の角度などを変更しています。
    資料にあるキャラクターの角度と同じ角度から3Dモデルを見て各パーツのバランスを整えていきます。
    まだまだラフ造形です。ここには正面からの画像はないですが、正面から見て、両脚の位置(幅)を変更しています。
    今回の製作にかかわらず、フィギュアを製作する際は前後左右のバランスを確認するのはもちろんですが、上下も含め、どの角度からでも可愛く見える様に作業を進めています。
  3. 顔の下顎やほっぺの肉付きの仕方、背中のラインを変更したりしています。
    重力による肉の下がり方や、背骨や胸骨部分をイメージしてボディラインの作業を進めました。
  4. 肉付きばかり気にして作業を進めてしまったので、全体が少しぽっちゃりしすぎてしまいました。
    一旦、基礎となる筋肉部分の形を決めて、筋肉質なラインを製作しました。
  5. 資料と見比べると製作したモデルは首が長く立っている感じがしたので、首の角度を変更して少し短くしました。
    お腹部分も地面に近づきすぎている感じだったので、ボディ全体を少し上に引き上げました。
  6. 後頭部と口周りの部分を全体的に小さくして、顔のバランスを変更しました。頭部の小型化。
  7. 資料デザインだと脚がかなり細い印象なので、ボディに対して脚をスリム化しました。
    また、目の周りの肉の付き方と鼻の高さを変更して、頭部の上下サイズの調整を行いました。
  8. 鼻筋が長かったので少し短く変更し、耳の付け根のデザインを変更しました。
    顔の筋肉感が少し強かったので、それを弱めて頭部を仕上げていきました。 逆にボディ部分は筋肉感が足りなかったので、脚と胴体のつながり部分の筋肉の表現を追加してなじませました。

ここ迄で、ほぼ形が完成したのですが、蹄の形を変更したので、その部分の修正をして基本的な3Dモデルが完成しました。
ベースとなる形が出来上がったので、トポロジーを貼り直して綺麗な3Dモデルにしました。

基本的な作業としては、一部分を変更しては全体を見直し、更に変更を加えていくという地道な作業を繰り返していきます。
デジタルで原型を製作していますが、ボタンをポチッポチッとすれば出来上がるという夢のソフトは無いので、アナログでもデジタルでも自分の頭で考えて、悩みながら形を1つずつ作っていくことが大切かなと思います。

ただ、変更作業を繰り返していくと、自分では資料イメージに近づいているのか離れているのか判らなくなってきます。
その場合は1日ぐらい時間をあけると、違いがはっきりわかるようになります。
作業をされる方は、少しでも早く完成に近づけたい気持ちはわかりますが、少し勇気を持って時間を開けてみましょう。

完成3Dデータ

上に書いたような工程で完成させた3Dモデルに毛並みのふわふわ感を加えて、フィギュア原型となる3Dモデルが完成しました。
この毛並みの表現部分も、今回の製作で悩んだ部分ですが、とてもかわいく出来たかなと思います。

完成したぬんぬフィギュアの3D画像 ぬんぬの3Dモデリング画像。背面 ZBで製作したぬんぬフィギュアの画像 上面から見たフィギュアの画像

完成した3Dモデルを出力して、表面処理や塗装作業をしてフィギュアが完成しました。
完成したフィギュアは、作品ギャラリーにアップしましたのでご覧ください。

関連ページ(作品ギャラリー)