オリジナルのフィギュアをオーダーメイドで製作いたします。
あなたの描いたイラストや写真などから立体化しています。

ミクラさんオリジナルフィギュアを製作しました。

風に舞うデザインのパーツを立体にするとそれぞれのパーツにボリュームがあるので、すごく存在感のあるフィギュアになりました。
キリッとした表情がお気に入りです。

サイズ: 約 15cm
キャラクター:©東山尚斗
2020/10 完成
創作キャラクター 金属パーツ


オリジナルフィギュア上半身
肌の塗装

肌は個人的に流行っているムラ塗装を行っています。

スキン系グラデーションのみよりも、柔らかさというか優しい感じがするので施していますが、画像ではほぼ判りませんね...。(少し濃い目の肌の色でランダムにムラを付けています。)

フィギュアの肌の塗装ななめ フィギュアの肌ペイント
コートの塗装

コートの色はシンプルな「黒」ではなく、深いダークグレーのグラデーションで塗装をしています。

ソリッドなダークグレーそのままでもキレイだったんですが、コートは素材的に動きやすい必要があると思うので、ガラスパールをほんのりかぶせて塗装をして、軽くサラサラした印象にしています。 パール塗装と言ってもダークグレーの奥の方にほんのり感じるくらいなので、見た目はほぼ気づかないと思いますが、感覚的に感じてもらえればと思います。(今回も自己満足(^o^))

フィギュアのコートの塗装 フィギュアのコート側面 フィギュアのグラデーション塗装 コートへのダークグレーの塗装
革表現など

資料イラストでは靴やコテ部分はコートと同系色なので、同じダークグレー系のグラデーションで塗装を行ったのですが、立体感とメリハリを付ける為に、革っぽい感じにテクスチャー塗装を行ってみました。(分かりづらい表現でスミマセン。(T_T))

フィギュアの革風のコテ塗装

ベルト部分も革の感じを出すために、塗装でテクスチャーをつけてみました。
個人的にはなかなかいい感じに仕上がったと思います。(^^)

大まかな手順としては、まずは薄い色味でベースになる色を塗装します。次に、濃い色をテクスチャーのマスキングやフィルターをした上から更に塗装を行ってテクスチャー(模様)をつけます。手順としては、非常にシンプルですね。

フィギュアのベルト塗装

今回は、挑戦したかったテクスチャーの塗装を行いましたが、上で書いた肌のムラ塗装も含め、今までよりも一工程増やしただけで完成時の印象はかなり変わってくるかと思いますので、今まで挑戦したことが無い方はぜひ。

袴には、パール粉を全体に施して、光沢はある程度落としています。
フィギュアでは袴の厚みを実際の袴と同じくらいの厚みの様に薄く出来ないので、少しでも軽い印象になるように施しています。

フィギュアへのテクスチャ塗装 フィギュアの袴の塗装
あとがき

今回は下の画像の様にパーツ分割を行いました。1つの色で1パーツになっています。同じ色で場所が離れている場合は、別パーツですが、雰囲気としてご覧ください。

画像を見てお解りかと思いますが、杖の棒部分が無いですね。
素材によりますが、棒状のデータは出力すると、ほぼほぼ曲がってしまい、強度も弱いので、この部分は金属棒にて再現しました。

今回の分割作業では、一部、「ココっ?」という特殊な場所で分割しましたが、そこでないと塗装後の組み立てが出来なさそうでしたので、あえて特殊な分割を行いました。 こういう分割作業もフィギュア製作の楽しみの1つかもしれませんね。

フィギュアの分割パーツ フィギュアの分割作業

以上、ミクラさんフィギュアでした。

関連ページ(製作ノート)